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「幸せ哲学」いざ!趣味のススメ

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「幸せ哲学」いざ!趣味のススメ

 お仕事お疲れ様です。ストレス溜まってませんか?

いい息抜きもなければこれといった趣味もない。そればかりか

趣味とは呼べない暇つぶしや仕事につなげようと休みの日も

仕事っぽいことをやっている方は大勢います。

頑張りすぎて疲れちゃいますよね。

そこで今回は、幸せの哲学者ラッセルの哲学、

趣味による幸せの獲得をご紹介したいと思います。

ポイントは私心。あえて訓読みすれば「わたくしごころ」

幸せの獲得、仕事の息抜きには私心の有無が鍵を握っています。

 

私心のない興味が最高のリラックス

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 私心のない興味とは?

一人の人間の生活の根底をなしている

主要な興味ではなくて、その人の余暇を満たし、

もっと真剣な関心事のもたらす緊張を

解きほぐしてくれるといった、

そういう二次的な興味のことである。 

 幸せの哲学者 ラッセルは仕事には関係のない趣味を勧めています。

特に、働く人こそ趣味があるとリラックスにつながると言っています。

仕事と固く結びついているような興味は、

私はここで、私心のない興味とはみなしていない。

  しかし、仕事のためだとか何か仕事につながるようなことは

私心があるとリラックスにならず、緊張状態が続き、

毎日が疲れてしまいます。

 では、具体的に私心のない興味とは何でしょうか?

ラッセルは科学者を例に取り、具体例を挙げてくれています。以下にて、私心ある興味と私心のない興味の違いがはっきりと分かります。

 たとえば、科学者は、自分の専門分野の研究に

遅れないようにしなければならない。そういう研究に

対するとき、彼の感情は、おのれの職業に密接に関わることに

つきまとうあの熱心さと活発さを帯びてくる。

 しかし、専門的な関心を寄せていない、何かまったく

別の分野の研究に関する記事を読むときは、まるで

違った気持ちで読む。つまり、専門的にではなく、

批判を差し控え、より公平無私な読み方をする。

 書いてあることをフォローするのに

頭を使わなくてはならないにせよ、彼の読書は、やはり一つの息抜きになる。

なぜなら、彼の本務と関わりがないからである。

 その本が興味をかき立てたとしても、彼の興味は、

彼の専攻科目に関する本にはあてはまらないという

意味で私心のないものと言える。

  まず、仕事に直結しないことが私心のない興味といえます。

特に、ポイントは批判がないことです。批判をしてしまうと

自分の心に怒りを生み出し楽しい感情が湧きません。

だんだんと嫌な自分になっていきます

 例えば、私はお笑いが小さな頃から好きで、

今でも漫才のコンクールを観に行ったりしています。

しかし、どうも評価をしてしまい批判が入ります。

こういったことはよくない例です。仕事には

関わりのない興味ですが、批判が入っているので

息抜きにならずストレスを増やすことになってしまいます。

 したがって、こういった興味は好意がないため、

幸福への獲得には繋がりません。自分への投資

といった言葉も同様です。なんでも自分に結びつけると

純粋に楽しむことができません。そういったもの以外の

まさに私心のない趣味を持つことが仕事の息抜きになり、

主要な興味、仕事にも精が出るという好循環を生み出します。

外への関心を持ち、焦らず楽しそうなのを

順番にやって見つけていくしかありません。徐々に徐々に。

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なぜ疲れるか?それは興味を失ったから

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 そうは言っても毎日疲れて色々やっている体力も

気力もなくなっているのが私たちの実情です。

なぜ、疲れてしまうのか?今では脳が主要な原因と

言われていますが、幸せの哲学者ラッセルの分析を一つご紹介します。

 不幸や疲れや神経過労の原因の一つは、

自分の生活において実際的な重要性のないものにせよ、

興味を持つことができないことにある。

 人間、疲れれば疲れるほど、外部への興味が薄れていく。

そして、外部への興味が薄れるにつれて、

そうした興味から得られる息抜きがなくなり、

ますます疲れることになる。

 つまり、興味の有無が疲れを引き起こすということです。

外への興味を持つことで息抜きになり、疲れにくくなります。


趣味の注意点 これだけは避けよう

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 最後に、私心なき興味でこれは当てはまらない

というような注意をご紹介します。

 こうした興味は、意志とか即座の決断とかを

まきこむものではあってはならないし、

ギャンブルのように金銭的な要素を含むもので

あってもならない。

 また、原則的に、神経を疲れさせ、意識のみならず

無意識の心まで奪うほど興奮に満ちたもので

あってはならない。 

 お酒を呑んだり興奮があまりにも多いものや神経を

すり減らすような要素があることはやめておきましょう。

実際、ラッセルは、ゴルフやスポーツ観戦、

劇場へ行くことをススメています。が、私は、

入れ込んでいるチームや批評が入ることは控えた方が

いいと思います。なぜなら、ほどほどでないと批判は

怒りを生むので息抜きにならないからです。単に応援するのが

楽しいだとか批判が入らないことが大切です。

夢中になれているとか、楽しいと感じているかを

たまに自己点検してあげてください。


そねたく思考

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 私はこう考えます。たしかに、仕事には、

やはり息抜きは大切です。しかし、だからといって

クレイジーになるような興奮しっぱなしの趣味では

やりすぎです。もちろん、それが楽しくて楽しくて

しょうがないのなら本物なんでしょう。

 しかし、そこに批判や文句が入っていると黄色信号です。

この点を意識して自分の趣味を見つめ直すとともに

新しい趣味を始めていきましょう。結論、働くには息抜きが必要です。

 

  私の私心のない興味はなんだろう。 Let s find!!

 

ラッセル幸福論 (岩波文庫)

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